ハムスターと言えば、回し車で走って遊んでいるイメージをする人が多いですね。
小さな体に、大きな目でこちらを見られたら「ハムスターを飼ってみたい!けど、よくわからないし…」
と、考えた事はありませんか?実際、ハムスターにはどんな種類がいて、どの種類が人気でどんな性格をしているのか?
ハムスターの種類や飼いやすさ、そして値段をハムスター人気ランキングにしてみました!
ハムスターの種類別!人気ランキング
ハムスターと言えば、茶色で少し大きめの子だったり白色一色の子を想像しますが、実は色々な種類のハムスターが存在します。
その種類によって、人気のハムスターやレアなハムスターがいます。
そして、中でも人気の高いハムスターをランキングにしましたので、どんなハムスターを飼うか迷っていましたらランキングを参考にしてみて下さいね。
ゴールデンハムスター
人気ナンバー1は、知名度が高い有名なゴールデンハムスターです。
ハムスターが人気になるきっかけとなったハムスターで、おっとりしていて人に慣れやすいと言われています。
ジャンガリアンハムスター
ゴールデンハムスターの次に人気が高いジャンガリアンハムスターです。
小さくて可愛らしく、表情豊かでとても人気があります。
キンクマハムスター
キンクマハムスターはアプリコット色が特徴です。
温和で人懐っこく、飼いやすいと言われています。
ロボロフスキーハムスター
ハムスターの中では、最も小さいと言われていてちょこちょこ歩きが特徴です。
その可愛らしい姿に「癒される事、間違いなし!」と、言っても過言ではありません。
臆病な性格で、触れ合うのには時間がかかると言われています。
キャンベルハムスター
白い毛に、赤い目のアルビノが特徴のハムスターです。
警戒心や気が強いと言われていますので、ハムスターを飼いなれた方にオススメです。
以上が、人気のハムスターベスト5位になります。
聞いたことある種類のハムスターも、いたのではないでしょうか?
飼いやすさや懐きやすさも踏まえて、主観的にランキングをつけました。
この章では、人気のハムスターを5種類紹介しましたが、他にもいろいろな種類のハムスターが数多く存在します。
では、ランキング以外ではどんなハムスターがいるのでしょうか?
それを、次の章で詳しく紹介して行きますね。
大きさ別!ハムスターの種類一覧
私は今まで、ハムスターと言えばゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスター位しか知りませんでした。
しかし、実際に調べてみると「え?こんなハムスターもいるんだ!」と驚かされます。
特に、様々な大きさのハムスターがいる事にビックリ!
ハムスターって「みんな手乗りで小さい動物」とイメージが強かったので、まさかこんなに大きなハムスターがいるなんて…(;^ω^)
なので、この章では大きく「小型・中型・大型」に分けて、ハムスターの種類を紹介して行きますね。
小型のハムスターの種類とは?
体長7㎝~13㎝程度のハムスターを小型ハムスターと呼び「ドワーフハムスター」とも呼ばれることもあります。
因みに「ドワーフ=小人」という意味だそうです。
小型のハムスターで有名なのは、先ほどランキングで紹介した以下の3種類です。
★有名な小型のハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- キャンベルハムスター
- ロボロフスキーハムスター
そして、あまり有名ではありませんが他には
人懐っこく大人しい性格の「チャイニーズハムスター」
人懐っこく、長い尻尾と大きな目がチャームポイントの「トリトンハムスター」
また、ペットとして飼育するのは難しいですが、神経質で臆病な性格でペットとしては馴染みが薄い「アルメニアンハムスター」
大きな耳と長い尻尾が特徴の「カンガルーハムスター」などがいます。
中型のハムスターの種類とは?
次に、体長15㎝~20㎝のハムスターが中型ハムスターになります。
野生では何種類か存在しますが、ペットとして飼われているのは「ゴールデンハムスター」や「キンクマハムスター」がほとんどです。
他には、農業拡大により絶滅危惧種でペットとして飼育ができなくなった「ニュートンハムスター」がいます。
ですので、中型のハムスターでペットとしておうちに迎え入れるのは、以下の2種類です。
★有名な中型のハムスター
- ゴールデンハムスター
- キンクマハムスター
大型のハムスターの種類とは?
体長20㎝以上のハムスターは、大型ハムスターと位置づけされています。
野生では大型ハムスターは何種類か存在しますが、ペットとして飼われていることはかなり稀です。
そんな大型ハムスターの中でも、ペットとして買われているのが「クロハラハムスター」です。
その体重はなんと700g~1㎏にもなり、かなり大きいので、始めて知った時は驚きました。
重たくて、手に乗せられないw
そんなクロハラハムスターの特徴は、何と言ってもお腹の毛が黒い事です。
クロハラ(黒腹)って言うくらいですからね(笑)
しかし、ペットとしての歴史が浅いため野性味が強く、気性の荒い性格の子が多い傾向にあります。
ですので、ペットとして飼うのは少しハードルが高めです。
以上の様にランキング以外にも、たくさんの種類のハムスターが存在します。
中には、ペットとしてあまり馴染みがないハムスターもいますが、それぞれ種類によって性格も違ってきますので、あなたの思い描くハムスターを想像しながら、ショップの店員さんと相談してみて下さいね。
ハムスターは種類によって性格が違う?
ハムスターにも、種類や個体によって性格が違ってきます。
ペットとしての歴史が浅ければ、それだけ人と接する事が少ないので人に対して、警戒心があり慣れにくいなどの理由があるようです。
しかし、お世話次第では人に慣れてくれる子もいますし、観賞用として向いている種類のハムスターもいます。
この章では、人気のハムスターを中心に種類別の基本的な性格を紹介して行きます。
ゴールデンハムスター
1930年にシリアで捕獲されたことから研究され、ペットとして飼われるようになりました。
ハムスターの中でも、人との関わりが最も長い種類です。
そのため、おっとりしていて穏やかな性格の子が多い傾向があります。
手乗りなど、触れ合いたい方にピッタリのハムスターです。
また、ゴールデンハムスターは頭のいい子が比較的多いので、飼い主さんの匂いや声を覚えることがあります。
そして人に慣れやすいので、噛み癖が少ない傾向性があるハムスターです。
縄張り意識が強いため、複数のハムスターと同じゲージで飼育すると喧嘩をすることがあるため単独飼いをオススメします。
ジャンガリアンハムスター
好奇心旺盛で、喜怒哀楽がはっきりしています。
その為、感情が表情にも表れやすいと言われているのが大きな特徴の1つです。
また、個体差によって性格の違いが激しい種類でもあるため、多彩な性格があります。
★性格の例
- おっとりしている子
- 臆病な子
- 警戒心が強い子
そして注意点として、縄張り意識が強くて飼育環境にも影響されやすいので気の合わない子は喧嘩をすることがあります。
つまり、ジャンガリアンハムスターの多頭飼いは、ハムスターの相性次第になるので、単独飼いが無難と言えるでしょう。
キンクマハムスター
ゴールデンハムスターを品種改良した種類です。
人間との関わりは200年ほどとされていてまだ浅いですが、ゴールデンハムスターの品種改良をされた種類の為、よく似た部分があります。
ですのでおとなしく温厚な性格のハムスターが多く、人にも懐きやすい子が多いと言われています。
頭も良く、トイレトレーニングを覚えさせることも比較的簡単な種類のハムスターです。
ですが注意点として、オスは臆病でメスは気が強く攻撃的な場合が多いです。
そして、警戒心や縄張り意識が強いため複数で飼うと喧嘩をして、ケガをする事があります。
なので、特にメスを飼う場合は単独飼いをオススメします。(出来れば、オスも単独飼いがオススメです)
ロボロフスキーハムスター
ロシアやカザスフタンに生息しているハムスターです。
1994年に日本に輸入されたハムスターで、ペットとして歴史が浅い種類になります。
活動的で活発な子多く、チョコチョコとケージ内を走り回ったり、回し車で走る事を好むハムスターです。
神経質で、非常に臆病な子が多く警戒心が強いため、飼い主さんに慣れにくい可能性が高いです。
そのため「人に懐かないハムスター」と言われています。
臆病な性格なので動きは素早く、嫌なことがあったら走って逃げる為、噛んで攻撃する事は少ないです。
人に慣れにくい傾向があるので、もしも飼うのなら観賞用ハムスターとして飼育すると良いでしょう。
また、色々な場所で排泄をするため掃除が大変な種類でもありますので、そこは注意が必要です。
ですが、集団生活が得意な種類のハムスターで相性が合えば複数飼いが出来ます。
また、仲間同士でくっついて寝ることで安心するハムスターです。
多頭飼いが出来て、見た目も可愛いロボロフスキーハムスターは、見ているだけで癒されますね。
「ハムスターと触れるよりも、可愛い姿を見たい!」そんな方にオススメしたい種類です。
キャンベルハムスター
モンゴル、ロシアなどに生息していて1994年に旧ソ連から輸入され、1994年くらいから日本でもペットとして飼われ始めた、歴史の浅いハムスターです。
活発で気が強く、どちらかというと人に慣れにくい特徴があります。
そして警戒心、縄張り意識が強く噛み癖がある傾向がありますが、それは凶暴な性格からではなく、驚いたり新しい環境に馴染めないといった恐怖心からの攻撃がほとんどです。
根気よく接していくと、環境に慣れて警戒心がなくなり手乗りも可能になることがあります。
私の同僚にハムスターを2匹飼っている人がいますが、やはりそれぞれハムスターの性格が違うようです。
1匹は臆病でいつも隠れていて、もう1匹は活発で機嫌が悪いと表情に出てすぐにわかると話していました。
その話を聞くと「喜怒哀楽がある、ジャンガリアンハムスターを飼ってみたいな~」と思いました♪
ハムスターの種類によっても違いがありますが、同じ種類でも個体差がありますので、ペットとしてお迎えする時はよく観察し、ショップのスタッフさんと相談しながら選ぶといいですね。
ハムスターの種類別!飼いやすさ一覧
では、初心者にも飼いやすいハムスターはどんな種類でしょうか?
初心者におススメのハムスターを飼いやすさ、慣れやすさを主観的に★マークで表しました。
ゴールデンハムスターとキンクマハムスターは、人にも慣れやすい傾向があります。
そして、頭も良くトイレのしつけもしやすい事から、初心者にもオススメの種類です。
ジャンガリアンハムスターは、個体差が激しく表情がわかりやすいものの、初心者の方が見抜くことが難しいと考えたので飼いやすさ、慣れやすさ共に★4つにしました。
ロボロフスキーハムスターとキャンベルハムスターは、臆病な子が多くて人に慣れにくいことから、慣れやすさは★2つです。
飼いやすさとして、ロボロフスキーハムスターはトイレのしつけが難しいのでお世話が大変ですが、多頭飼いができる種類でもあるので★3つにしました。
キャンベルハムスターは、気が強く野性味が強い事で噛み癖のある子が多いので、飼いやすさは★2つとなっています。
以上の結果からハムスターを飼うのが、初心者の方なら【ゴールデンハムスター・ジャンガリアンハムスター・キンクマハムスター】この3種類がオススメです。
ハムスターの大きさを種類別にまとめてみた
ハムスターも種類によって、大きさや毛の色が違います。
ハムスターを選ぶときに悩みがちの、カラーバリエーションはどんな色があるのか?
そして、成長すると体格はどれくらい大きくなるのでしょうか?
その疑問を下にまとめましたので、ハムスターを選ぶ時にお役立て下さい♪
ゴールデンハムスター

- 体長 20㎝
- 体重 130g
カラーバリエーションが豊富なハムスターです。
★主なカラー
- ノーマル
- ホワイト
- ブラック
- 茶色
- ミンク
- トリコロール
【ノーマルは、頭~背中にかけてオレンジ色お腹側が白色】
【ミンクは、茶色の体で目の周りに白い眼鏡のような模様】
【トリコロールは、三色毛】と、主に6色も種類もあります。
また、長毛種と短毛種も存在していて非常にバリエーションの幅が、広いハムスターです。
ジャンガリアンハムスター

- 体長 13㎝
- 体重 40g
毛の色は10種類も有り、ゴールデンハムスターよりも更にカラーバリエーションが豊富な種類です。
★人気のカラー
- ノーマル
- パールホワイト
- プティング
- ブルーサファイア
お馴染みの灰色や白色など、様々なカラーバリエーションがあるので、どんな色にするか悩んでしまいますね(;^ω^)
キンクマハムスター

- 体長 20㎝
- 体重 130g
キンクマハムスターのカラーは、キンクマ色(アプリコット)のみです。
ですので「何色にしようか?」と、悩まずに済みます(笑)
長毛種も存在しますが、キンクマハムスター内ではレアな種類です。
ロボロフスキーハムスター

- 体長 7㎝
- 体重 40g
ロボロフスキーハムスターは、カラーバリエーションが少ない種類です。
★ロボロフスキーハムスターのカラー
- ノーマル
- スーパーホワイト
- ホワイトフェイス
- ザベラホワイトフェイス
体長が、一桁を下回っているなんてビックリです(゚д゚)!
ゴールデンハムスターの半分以下と、考えると小さくてとても可愛らしい種類なのが容易に想像できます。
小さくて、かわいいハムスターが好きな方にピッタリのハムスターですね。
ただし、懐きにくい種類のハムスターですのである程度ハムスター慣れをしてから飼うと良いですよ♪
キャンベルハムスター

- 体長 12㎝
- 体重 40g
ハムスターの中では、カラーバリエーションがとても多い種類です。
先ずキャンベルハムスターのカラーは、大きく2種類に分かれます。
それは、背中側とお腹側で色が分かれる「アグーチ」と全身が一色の「セルフ」です。
先ずは、人気がある主なアグーチカラーはこちら!
★主なアグーチカラー
- イエロー
- ブルーフォーン
- ライラックフォーン
- オパール
- サンディ
- ブルーベージュ
そして、全身が同じ色のセルフはこちらです。
★主なセルフカラー
- ブラック
- ブルー
- チョコレート
- パープル
- ダークベージュ
- アルビノ
この様に、カラーの種類がたくさんあります。
またキャンベルハムスターは、真っ白いカラーのアルビノを持った子が存在することが特徴です。
珍しい毛色の子もいますので、ハムスター飼育上級者の方にオススメの種類です。
ハムスターの種類と値段について
ハムスターは種類や毛の色、そして飼われている数でお迎えする値段も変わってきます。
一般的に飼われている数が多い種類のハムスターは安く、珍しい子ほど高く値段が設定されている傾向です。
基本的には希少価値が高ければ高いほど、販売されている値段が上がります。
確かに、ペットショップへ行ってみると、よく見る一般的なハムスターは安めの値段でしたね。
ちなみに、ハムスター全体の相場は1,000円~3,000円程度になっていますので「ペットを購入する」と、考えると経済的に負担が少ない動物です。
ゴールデンハムスター
人気が高く飼育数が多いので、1,000円~2,000円前後でお迎えできます。
しかし長毛種となると珍しいハムスターとなるため、ペットショップで売られていることが少ないので3,000円を超える事があります。
ジャンガリアンハムスター
この種類も人気が高く、飼育数も多いため1,000円前後でお迎えすることができます。
その反面、珍しいカラーのハムスターは比較的に高めの値段設定です。
目安として【プティング色は、1,500円~2,000円】【パールホワイト・ブルーサファイアは、1,000円~1,500円】と考えて下さい。
キンクマハムスター
ゴールデンハムスターと似ている種類の為、飼いやすく人気が高いハムスターです。
ですので、ハムスターとして少し高めな1,500円~2,000円前後でお迎えすることができます。
ロボロフスキーハムスター
日本では珍しいハムスターなので、値段は少し高めの2,000円前後でのお迎えになります。
しかし、毛の色によっては値段も違ってきますので、詳しい事はペットショップで直接確認すると良いですよ。
キャンベルハムスター
ハムスターの中で、値段が高い種類です。
カラーによって変わりますが、大体2,000円~4,000円でお迎えできます。
この種類は人に慣れにくく気が強いハムスターなので、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターほど人気がありません。
ですので、飼育数が少なくなり希少価値が付き値段が高価になっています。
しかし毛色のバリエーションが豊富なことから、ハムスターファンの一部から人気があります。
まとめ
ハムスターには色々な種類があり、その中でも様々な性格の傾向性やカラーバリエーションもあります。
初心者~上級者向けの子がいますので、どの子をお迎えするか悩んでしまいますね(;^ω^)
私個人としては、初心者の方には懐きやすいゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターを飼っていただき、慣れたら他の種類の子も可愛がってあげると良いと思います♪
小さくて可愛いハムスターを想像するだけで、胸がキュンとなりますね(^^)
これからハムスターを飼う方は、楽しいハムスターライフを過ごして下さいね♪
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