犬を飼う上で欠かせない飼育道具の一つ、それは『犬用のおもちゃ』です。
ペットショップやホームセンターでも広いブースで取り扱っている所が多く、ついつい私も売り場に立ち寄って眺めるのが習慣になっています。
また、飼い主と愛犬のコミュニケーションを深める働きや、愛犬のストレス解消や運動不足解消を助ける役目としてなど、様々な働きをしてくれる重要なアイテムです。
しかしそう一括りに申し上げましても、時代と共に犬のおもちゃも進化を遂げ、現在では各種メーカーから機能性やデザイン性に優れた、数多くの犬用おもちゃが販売されています。
定番のボールやロープを始め、音の鳴るぬいぐるみや知育おもちゃなど…どれもこれも愛犬が喜びそうなアイテムばかりで目移りしてしまいます。
私も気になったおもちゃはジャンルを問わずに買ってみましたが、そんな中で一番反応がよかったのは音の鳴るぬいぐるみおもちゃでした。
よっぽど気に入ってくれたようで、ボロボロになった今でも大切に遊んでくれています。
そこで今回は、数ある種類の中で用途に合わせた犬用おもちゃの選び方や、手作りロープおもちゃの作り方などについて詳しくご紹介していきます!
犬のおもちゃの選び方について
ペットショップやホームセンターに行くと、驚くほどバリエーション豊富な犬用おもちゃが販売されています。
その中には、見ているだけでもワクワクするようなデザインの物から、頭を使って遊ぶ知育系おもちゃなど、各種メーカーから様々な種類で取り揃えられています。
例えば、可愛い動物や美味しそうなパンやアイスをモチーフにしたおもちゃは、愛犬が楽しそうに遊んでいる姿を想像するだけでワクワクしてついつい手に取ってしまいがちです♪
しかし、これだけたくさんの種類があって選択肢も多いと「どれを選んでいいのか正直よくわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこちらでは、基本的なおもちゃ選びの3つのポイントについて詳しくまとめてご説明していきます。
★おもちゃを選ぶポイント
- 使用場所や目的
- 誤飲誤食の危険
- 性耐久性
犬のおもちゃは使用場所や目的に合わせて選ぶ
犬におもちゃを与える時というのは、何か飼い主にとって使うべき目的や、理由がある際に使用されることが多いですよね。
例えば、その使用目的には様々な種類があります。
★使用目的の例
- ストレスや運動不足解消の補助として
- 愛犬とのコミュニケーションを深めるためのツールとして
- しつけのトレーニングとして
- 一人でお留守番をさせる時の対策として
また犬用おもちゃも、その使用目的に合わせて色々な種類の物がありますし、屋内外で向き不向きの分かれるおもちゃもあったりします。
ですので、色々な場面によって使い分けが出来るよう『噛む』『引っ張る』『追いかける』『集中できる』といった、いくつかのジャンルに分けておもちゃを揃えておくのがオススメです。
犬のおもちゃの誤飲誤食の危険性とは?
犬用おもちゃの中には、リボンやボタンなどの可愛い装飾品が付くアイテムも多数販売されています。
しかしそれらの装飾品は、犬にとっておやつや食べ物と間違いやすく、誤飲誤食のトラブルに繋がる可能性も考えられます。
特に飼い主の目が届きにくい、お留守番中のおもちゃとして与える際には十分な注意が必要です。
心配な方は、前もって装飾品を外してから遊ばせる方法や、安心して与えられるボールや知育おもちゃを選んであげるというのも一つの対策になります。
犬のおもちゃの耐久性について
基本的に犬のおもちゃは消耗品です。
強い力で噛んだり引っ張ったりして遊ぶおもちゃがほとんどなので、定期的な買い替えというのは必ず必要になってきます。
しかし「せっかく新しいおもちゃを買ったのに、数回使ったら壊れてしまった…」という作り込みの甘いおもちゃでは出費もかさみ残念な気持ちになってしまいます。
ですので、出来るだけ丈夫でタフに遊んでも壊れにくい、ゴムやロープのおもちゃを選ぶのもポイントです。
音の鳴るタイプの犬のおもちゃ
本体を噛むことで音が鳴り、犬の興味関心を引き付けて遊ぶタイプのおもちゃです。
犬のストレス解消を促す効果や、歯磨き効果が期待されるものまで発売されています。
ボールタイプのおもちゃから、可愛らしいぬいぐるみのタイプなど、幅広いジャンルで展開されています。
アメリカンフットボール型の犬のおもちゃ
柔らかな噛み心地とフットボール型独特の不規則な動きに犬の興味を引き付けます。
大きさは小さめサイズの小型犬用です。
いもむしくんの犬のおもちゃ
頭から葉っぱの先までそれぞれ使用されている音が部位で異なり、飽きることなく長時間遊んでくれそうです。
子犬や小型犬にオススメの小さめサイズのおもちゃです。
ドーナッツ型の犬のおもちゃ
動物の種類も豊富に揃っているのでどれを選ぶか迷ってしまいそうですね。
遊びやすい小ぶりの大きさできっとワンちゃんも気にいってくれること間違いなし!
知育タイプの犬のおもちゃ
ポケットや穴の中にドッグフードやおやつを入れて、犬の考える力を遊びながら養う学習タイプのおもちゃです。
隠されたおやつを取り出すことに夢中になり、一匹でも長時間遊んでくれることから家事に集中したい時や、お留守番をさせる時のイタズラ対策としても効果的です。
難易度にも様々な種類があり、その子のレベルに合わせて選ぶことが出来ます。
きのこスリッパの知育おもちゃ

犬が好みやすいスリッパ型おもちゃ。
ポケットの中におやつやフードを隠して遊ばせます。
難易度もそれほど高すぎず、飽きることなく楽しみながら考える力を養います。
おやつボール型の犬のおもちゃ
早食い防止のトレーニングや、一人でお留守番をさせる際の暇つぶしおもちゃとしても最適です。
犬の知育型のおもちゃで人気なのはコレ!
おやつの大きさや入れ方を工夫するだけで、その難易度は自由自在に変えられます。
お留守番の時間に合わせて色々なアレンジに挑戦し、おもちゃに対するマンネリも防げます。
私も実際に使用経験がありますが、我が家のトイプードルは時間を忘れて夢中で遊んでくれました。
犬種を問わずお使い頂けるので初めての知育おもちゃにもオススメです。
ボールタイプの犬のおもちゃ
ほとんどの犬種が好き嫌いなく喜んで遊んでくれるボールタイプのおもちゃです。
屋内外に関係なく遊べて、シンプルなデザインの物が多いことから誤飲誤食の心配も少なくて済みます。
ボールを追いかけることでストレスや運動不足の解消にも繋がり、愛犬の健康維持やコミュニケーションを深めることに役立ちます。
大きさやデザインも種類豊富で価格帯も手頃な物が多いです。
また、音鳴りタイプのボールおもちゃは取って来い遊びのしつけにも活躍してくれます。
テニスボール型の犬のおもちゃ
やわらかいゴム素材で出来ているので安心して遊ぶことができます。
小型犬向け小さめサイズです。
スクリューボールタイプの犬のおもちゃ
犬が喜ぶピーチの甘い香り付き。
中型犬から大型犬向けの大きめサイズです。
お出かけにも使える!ボール型の犬のおもちゃ
パステルカラーの可愛らしいデザインが魅力的です。
通常のボールおもちゃとは違って、噛んで遊ばせるタイプの物になります。
小さめのサイズ感でお出かけの際にも持ち運びに便利に使えます。
ぬいぐるみタイプの犬のおもちゃ
アニマルモチーフやフードモチーフの可愛らしいデザインタイプの多いおもちゃです。
犬に優しいやわらかな素材の物が多く、仔犬から老犬に至るまで幅広くお使い頂けます。
力いっぱい噛んで遊んだり、ブンブン振り回して遊んだり…と、ストレス解消を手伝ってくれる効果が期待できます。
ちなみに我が家のトイプードルは、手のひらサイズのミツバチモチーフのぬいぐるみがとてもお気に入りです。
口のサイズに合っていて噛み心地が良いのか、ボロボロになった今でも嬉しそうに遊んでくれています。
ぬいぐるみの中にも小さい物から大きな物までサイズ感も様々で、気に入ったぬいぐるみは犬にとって相棒のような存在になることもあるので、程よく大きなぬいぐるみをプレゼントしてあげるのもオススメです。
ミツバチの犬のおもちゃ
手のひらサイズの遊びやすい小さめサイズです。
胴体にはピーピーと音のする笛が入り、羽部分はカシャカシャと音のするフィルム仕様になっています。
我が家のトイプードルはこのおもちゃ一番のお気に入りです。
仔犬から小型犬にオススメ。
ハンドパペット型の犬のおもちゃ

アニマルモチーフのパペットぬいぐるみ。
犬と飼い主で引っ張りっこが出来るロープ付きで、コミュニケーションを深めるにも最適。
遊びながらストレス解消や、アゴの発育にも繋がる秀才アイテムです。
3段アイスがかわいい!犬のおもちゃ
犬が喜ぶ音鳴り仕様で、飽きることなく夢中で遊んでくれそうです。
程よい大きさで噛みごたえも有り、ストレス発散にも役立ちます。
犬のおもちゃで壊れない丈夫な種類とは?
犬にとっておもちゃとは、ストレス発散や運動不足の解消に役立つアイテムというお話をしました。
ですので基本的には、噛んで遊んだり引っ張って遊んだり…と、ハードな遊び方をするおもちゃがほとんどになります。
近年では、お部屋のインテリアにもなる程の可愛いらしいおもちゃも沢山発売されている傍らで、デザインにこだわり過ぎた壊れやすいおもちゃも多く見受けられます。
小さなパーツなどを使用したおもちゃは、壊れた際に愛犬の誤食誤飲のトラブルを招く可能性も考えられますので、お使い頂く際には飼い主による十分な注意が必要です。
実際に私も、家事に集中し愛犬から少し目を離した時に、ぬいぐるみの中に入っていた綿を部屋中に散らかされた経験や、おもちゃに付いていたボタンを危うく飲み込まれてしまいそうになった経験がございます…。
そこでそういったトラブルの心配が少なく、安心安全にお使い頂けるおもちゃとしてはボールやロープタイプのおもちゃが一般的にオススメです。
作り込みや使われている素材もシンプルで、遊び方も至って単純なことからトラブルに繋がる可能性も少なくて済みます。
ご自宅で愛犬をお留守番をさせる際や、飼い主の目の届く場所で遊ばせる際など、その時々の状況に合わせておもちゃを使い分けることも一つの方法としてオススメです。
私も何度かヒヤッとした経験がありますので、自宅にいる時はボールやロープのおもちゃを使って出来るだけ一緒に遊び、愛犬をお留守番させる時にはコングなどの知育おもちゃを使うようにしています。
デザイン性や機能性ももちろん大切ですが、まずは安心安全なおもちゃ選びを心掛けるよう気を付けましょう。
犬のおもちゃは自分で作れる?手作りロープの作り方
使用頻度や遊び方によって、犬のおもちゃも定期的な買い替えが必要になってきます。
ペットショップなどで販売されている犬のおもちゃも、1つ1つはお手頃のプライスではありますがそれを毎月毎月買い替える…となりますと、コストパフォーマンスは決して良いとは言えませんよね。
実は、そんなお悩みを持つ飼い主の方にオススメの方法があります。
ズバリそれはおもちゃを手作りする方法です!
中でも特にオススメなのが、引っ張りっこなどで消耗の激しいロープおもちゃの手作り法です。
準備物も少なくホームセンターなどで安価に購入できる上に、何個も量産できるのでコストパフォーマンスも最高です。
また、作り方もとても簡単でどなたでも挑戦することが出来ます。
私も手先がとても不器用なので、基本的に“手作り”という物にはハードルを感じてしまうのですが、こちらのロープおもちゃは私でも簡単に作れそうなので是非挑戦してみたいと思いました。
是非愛情をたっぷり込めて作ったオリジナルのロープおもちゃで、愛犬との絆もより一層深めてみるのはいかがでしょうか♪
★手作りロープの作り方
【準備するもの】
ロープ(太さ8mm/長さ10m)
【作り方】
- ロープを適当な長さに切ります。
- ロープの両端を輪っかに結びます。
- 固結びでいくつか結び目を等間隔に作って出来上がりです。
まとめ
今回は、犬のおもちゃについて色々と詳しくお話していきました。
数多くの種類展開がされているので、どういうシーンで使いたいのかを考え、目的に合ったおもちゃ選びをすることで無駄な出費も抑えることが出来そうです。
私もペットショップに行っては一目惚れでおもちゃを買い、我が家のトイプードルに一切の興味を示されなかったという悲しい経験が何度もあります…(笑)
今までデザイン重視でおもちゃを買っていたという方も、この機会に一度視点を変えてみてはいかがでしょうか?
見方や買い方が変わると、おもちゃ選びも一段と楽しくなるはずです。
是非、可愛くて安心安全に遊べる素敵なおもちゃを探してみて下さい♪
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